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今年の冬の暖房費はどうなる?|EIAの2026-27年の見通しと、今からできる備え・払えないときの制度

2026年10月12日公開

この秋は「暖房費がまた上がるらしい」という話題をよく見かけます。ただ、実際にどうなるかは、使っている燃料と住んでいる地域でかなり違います。

この記事では、米エネルギー情報局(EIA)が2026年10月6日に公表した2026-27年冬(11月〜3月)の見通しをもとに、燃料別・地域別の見込みと、今からできる備え、支払いが苦しいときの制度をまとめます。光熱費の基本的な節約方法は「光熱費削減(電気・ガス・水道)」で紹介しているので、この記事では冬の暖房に絞ります。

この記事のポイント
目次
  1. 今年の冬の見通し(EIA)
  2. 暖房はいつから、何度に設定する?
  3. 秋のうちにやること
  4. 支払いを毎月ならすBudget Billing
  5. 払えないときの制度
  6. 電気ヒーターは得か

1. 今年の冬の見通し(EIA)

EIAは、全国の冬の寒さは前の冬と過去10年の平均とほぼ同じと想定しています。そのうえで、燃料ごとの世帯あたりの支出を次のように見込んでいます。

全国(11月〜3月、前の冬との比較)

燃料世帯あたりの支出前冬比燃料の価格前冬比
天然ガス$640-9%$13.44/千立方フィート-9%
電気$1,196+4%18.23¢/kWh+3%
プロパン$1,246-3%$2.52/ガロン-2%
灯油$2,115+21%$5.26/ガロン+34%

※ それぞれの燃料で暖房する世帯の平均です。使う量が燃料ごとに違うため、燃料どうしの金額は単純に比べられません。プロパンは北東部・中西部・南部の平均です。

地域別(11月〜3月、前の冬との比較)

地域天然ガス電気
北東部$879(-14%)$1,637(-3%)
中西部$613(-10%)$1,380(+3%)
南部$511(-15%)$1,079(+3%)
西部$590(+7%)$1,151(+9%)

EIAは、強いエルニーニョによって天候が想定と変わる可能性があるとも書いています。寒い冬になれば、どの燃料も支出は増えます。

※ エネルギー支援の団体NEADAは、2026年9月に全国平均の暖房費を$1,030(前年比+8.7%)と見込んでいます。計算の方法が違うため、EIAの燃料別の数字とは一致しません。

2. 暖房はいつから、何度に設定する?

暖房を入れる時期に決まりはありませんが、朝晩の室温が68°Fを下回るようになったら検討する、というのがひとつの目安です(DOEの基準ではなく、このサイトの目安です)。プログラムできるサーモスタットなら、時間ごとの設定を自動にできます。

3. 秋のうちにやること

4. 支払いを毎月ならすBudget Billing

多くの電力・ガス会社には、過去の使用量をもとに毎月ほぼ同じ額を払う「Budget Billing(Levelized Billing)」という仕組みがあります。

5. 払えないときの制度

LIHEAP(光熱費の支援)

※ 2027会計年度(2026年10月〜)の予算は、2026年10月12日時点で成立が確認できていません。

冬の供給停止の保護

冬の間、暖房に使う電気やガスを止めることを制限している州があります。

ほかの州でも、州の公益事業委員会(PUC)のサイトで冬の保護があるか確認できます。止められそうになったら、まず電力・ガス会社に連絡して、分割払いや支援の制度を相談しましょう。

6. 電気ヒーターは得か

1部屋だけ暖めたいときに、電気ヒーター(スペースヒーター)を考える人もいます。先に電気代を計算しておきましょう。

まとめ

※ 本記事は2026年10月12日時点で確認できた情報にもとづく整理です。見通しは天候で変わり、制度の条件も変わることがあるため、最新の情報は各公式サイトで確認してください。

出典

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